陥没瘢痕修正!美容皮膚科のサブシジョン治療とは?
2024/05/19
皮膚に凹凸のある陥没瘢痕は、一度できてしまうとなかなか治癒せず、自信を失ってしまう悩みの一つです。そこで最近注目されているのが、美容皮膚科のサブシジョン治療です。この治療法は、皮下の繊維を切断することで瘢痕を引き上げ、凹凸を解消する効果があります。ここでは、サブシジョン治療について詳しくご紹介します。
目次
陥没瘢痕修正!美容皮膚科のサブシジョン治療とは?
美容皮膚科では、陥没瘢痕の治療にサブシジョンという方法があります。サブシジョンは、瘢痕が皮膚の下にある場合に施術を行うもので、瘢痕の下に切開をし、皮下組織を引っ張ることで、瘢痕と皮膚が引き離され、ハリが出てきます。この方法は、瘢痕を直接取り除くわけではないため、手術跡や傷跡が残らないため、美容皮膚科で使用されることが増えています。 サブシジョンは、局所麻酔下で行われるため、痛みは少なく、施術後すぐに社会復帰ができるというメリットがあります。施術後は、塗り薬による処置を行い、1週間程度で快復します。また、施術回数は、瘢痕の程度や皮膚の状態によって異なりますが、1回で約30%程度改善されるといわれています。 特に、鼻の瘢痕や顔のへこんだ瘢痕に効果が高いとされています。また、赤みがある瘢痕の場合には、レーザー治療と併用することでより効果を発揮します。ただし、瘢痕形成が起きるメカニズムは個人差があり、すべての瘢痕に効果があるわけではないことを覚えておく必要があります。 美容皮膚科のサブシジョン治療は、医療機関でしか施術できず、あくまでも医師の判断によって行われます。そのため、美容皮膚科を受診する際には、医師との相談をしっかりと行い、自分に合った方法を選択する必要があります。瘢痕治療においては、一度形成された瘢痕を取り除くことは困難ですが、最新の技術により、陥没瘢痕の改善は可能になっています。少しでも悩みを解消するためにも、美容皮膚科でもう一度瘢痕治療を考えてみるのもよいかもしれません。